なぜこの方程式を学ばなければいけないのか?
店舗集客の方法って色々あると思います。
・ホームページから集客する
・アメブロから集客する
・Facebookから集客する
・Instagramから集客する
・ホットペッパービューティやエキテンなどから集客する
・チラシを配って集客する
・地域のオフ会やコミュニティに参加して集客する
などなど。
これらの方法は、細かく見ていくと全然違う方法で、それぞれに勉強するだけの価値がある方法だと思います。
ただ、店舗経営者の方のほとんどが、ちゃんと勉強する時間がないというのが現状でしょう。
実際に現場に出ていない経営者だったらまだしも、現場で施術や接客をしている人にとっては、集客の勉強は苦痛でしかないでしょうし。
さらにいうと、これらを勉強したところで、いつか使い物にならなくなる時が来きます。
mixiが代表例だと思いますが、あれだけみんなが嵌っていたツールが一瞬で他の物に取って代わられるのです。
現実的な話をすれば、↑で挙げたツールが使い物にならなかったとしても、日本に人がいる限り新しいツールが絶対に生まれるので、その新しいツールの使い方を勉強すればいいだけです。
ただ、先ほども書いたように、そんな時間はないと思いますし、そんないたちごっこみたいなことは、できるだけしたくないですよね。
なので、「店舗集客の方程式」を学ぶ必要があるんです。
「店舗集客の方程式」さえ理解してしまえば、たとえ新しいツールが登場したとしても、そのツールを使って簡単に集客することができるようになります。
もちろん、最低限の使い方は勉強する必要がありますが、最低限だけでOKです。
「店舗集客の方程式」とは?
前置きが長くなりましたが、「店舗集客の方程式」についてお話します。
「店舗集客の方程式」とは、
店舗集客=リーチ数×成約率
です。
もうちょっとわかりやすく説明しますね。
書くツールにおける「リーチ数」と「成約率」の定義はこんな感じです。
ホームページの場合
リーチ数:ホームページを見てくれている人の数
成約率:ホームページを見た人が来店する割合
アメブロの場合
リーチ数:ブログを見てくれている人の数
成約率:ブログを見た人が来店する割合
Facebookの場合
リーチ数:Facebookを見てくれている人の数(=友達の数)
成約率:Facebookを見た人が来店する割合
ホットペッパービューティの場合
リーチ数:ホットペッパービューティを見てくれている人の数
成約率:ホットペッパービューティを見た人が来店する割合
チラシの場合
リーチ数:チラシを見てくれている人の数
成約率:チラシを見た人が来店する割合
成約率というのは、基本的に割合のことをを示すので、100人見て1人が来店すれば成約率1%ということになります。
集客できていないという場合は・・・
「リーチ数」か「成約率」のどちらかが低いということになります。
僕と出会う人に限っては、どちらも低いというケースがほとんどですが。
「店舗集客の方程式」は掛け算なので、どちらかの数字が低いと、集客人数は必然的にゼロに近づいていきます。(ゼロに何をかけてもゼロなので)
具体的な例を出したほうがイメージしやすいと思うので、チラシを例に出して説明しますね。
チラシを1000枚撒いた人と5000枚撒いた人では、実際にチラシを見てくれている人の数に大きな差が出てきます。
また、マンションみたいな集合住宅に絞って撒いて楽をした人と、坂の上にある一軒家に絞って苦労して撒いた人では、同じ枚数を撒いたとしても、見てもらえる数が大きく違うので、集客できる人数も大きく変わっていきます。
マンションのような集合住宅には、ポストの横にチラシを捨てる専用のゴミ箱があることが多いですし、あなたのライバルも撒きたがる場所なので、一軒家に撒くのと比べて読んでもらえる可能性が低くなるんです。
成約率の方で見ても、ライティングを全く勉強しないで作ったチラシと、ライティングを勉強して、ちゃんとデザイナーにデザインを頼んだチラシでは、雲泥の差が出ます。
なんとなく、方程式の意味が理解できたでしょうか。
「店舗集客の方程式」を理解したらあなたがやるべきことは2つだけ
「チラシを配っても集客につながらなかった」と言ってくる店舗経営者の方は多いですが、話を聞くと枚数を撒いてないし、チラシ自体のクオリティも低いという場合がほとんどです。
チラシが悪いんじゃなくて、自分の行動が悪かったということに気付いていません。
なぜ気付かないかといえば、「店舗集客の方程式」を理解していないからなんですね。
「店舗集客の方程式」さえ理解していれば、チラシから集客しようと思った時にやるべき行動は、
・枚数を撒く
・チラシのクオリティを上げる
のどちらかしかないというのがわかるはずなんです。
もちろん、その過程でしんどい思いをすることはあるかもしれませんが、集客できない理由がわからずに、悶々としているよりは全然マシでしょう。
もし、あなたが集客で悩んでいるなら、「店舗集客の方程式」のどちらに問題があるのかを突き詰めて考えてみてください。
そこに、悩み解決の糸口があるはずですから。