「シンプルプレゼン」ガー・レイノルズ

セミナーを開催するといつも時間が足りなくなるというのは自覚していたんですが、「本業じゃないしな…」という言い訳をして現状から目を逸らしていました。

目を逸らしつつも、どこかでジョブズみたいなスライドを読み上げないプレゼンをやってみたいという憧れはあって、色々と模索していた中でタイミング良く本書の著者であるガー・レイノルズ氏を知ることができました。

ガー氏の本は何冊かあるんですけど、Amazonのレビューを見ると本書「シンプルプレゼンから読んだほうがいい」という声がチラホラあったので、信じて本書から購入。

実際にガー氏がプレゼンをしている様子が付属のDVDに収められているんですけど、そのDVDを見れただけでも価格以上の価値がありました。

本の中に書かれているノウハウを、そのまま体現したプレゼンが見れる機会なんてなかなかないと思います。

ただ話しているだけではなく、“体現している”というのがポイントですね。

やはり、時代の流れを考えても、選ばれるためには発信しているメッセージを体現していることが最低条件になってくると思います。

ガー氏はそれをやってのけているので、時代の流れ的に選ばれるべくして選ばれていると思います。

肝心の内容ですが、わかってはいましたけど、僕がやってきたセミナーのやり方を全否定しています(苦笑)

退屈で眠たくなるプレゼンの代表例みたいなプレゼンをやっていましたね。

ノウハウ的なものに関して言うと、全て触り程度にしか解説していないので、興味を持ったらガー氏の他の本を読むと良いでしょう。

個人的に一番印象に残ったのが、「リハーサルをしている」というお話。

「やっぱりそうだよね」って感じなんですけど、みんな何回もリハーサルを重ねているから、限られた時間で最高のパフォーマンスができるんだと再確認しました。

僕も4時間のセミナーという意識ではなく、4時間のショーでパフォーマンスをしているという意識で臨むようにしたいと思います。

この「リハーサル」の話は店舗経営者にとっても重要な話だと思いっていて、僕が見る限り売り上げを上げているお店というのは、会話の準備をしています。

リハーサルと呼べるくらいちゃんとした実践をやっているかはわかりませんが、こういう話の流れになったらこう返せばいいというのをスタッフでもわかるレベルでマニュアル化しているお店が多いです。

“プレゼン”と聞くと「私には関係ないかな」と思ってしまうかもしれませんが、店舗経営者にとっては、お客さんが来店してから帰るまでの全てがプレゼンみたいなものなので、本書はかなり勉強になると思いますよ。

実際に自分がサービスを受けている時で考えても、眠たくなるようなメニューの説明をしてくる店員と、ワクワクするようなメニューの説明をしてくる店員がいますからね。

下手したらサービスを受ける前に印象が決まってしまいかねないくらい重要な要素だと思うので、ぜひ学んでほしいなと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

1980年千葉県生まれ。4年間会社員を経て独立。現在会社は10期目。仕事は個人店への集客コンサルティングがメイン。コンサルティング実績は、美容サロン、治療院、飲食店などで月商を数十万円~数百万円アップさせる。趣味は美味しいものを食べること、演劇鑑賞、プロレス観戦。