メニューバーとは?
メニューバーとは、アメブロやホームページを開いたときに見える画像の上下に配置されている書く記事へのリンクの集まりのことです。
赤字で囲った部分がメニューバーになります。
メニューバーは店舗系のサイトだけではなくて、Appleやユニクロなどの企業サイトや、個人のブログなどでも当たり前のように設置されています。
Appleの公式サイト
ブログやWordpressなどの便利なシステムが無かった頃は、設置していないホームページも多く見受けられました(設置にそれなりのスキルが必要だったため)が、今は設置しているのが当たり前という時代になっています。
メニューバーの役割り
メニューバーの基本的な役割りは、訪問してきた人を迷わせないことです。
訪問者がブログやホームページを見に来たときに、その訪問者が次に見たいだろうなと思うページを想定してリンクを貼っていきます。
この「メニューバーの役割り」を理解していないと思われるブログやホームページが非常に多いです。
例えば、
TOP|サロン案内|メニュー|スタッフ募集|スクール|通販サイト
みたいな感じのメニューバーを作っていたらアウトです。
ホームページを作る目的にもよるのですが、お店への新規集客が目的だった場合、「スタッフ募集」や「スクール」や「通販サイト」のリンクに興味を持つわけがないですよね。
興味を持つわけがないものを配置してしまうと、訪問者は逆に迷ってしまいます。
目的さえ理解していればこんなラインナップにはならないはずなので、しっかりと理解したうえで設置してください。
メニューバーに入れるメニュー数
メニューバーの話をすると、メニューバーに入れる数を聞かれることが多いのですが、その答えを聞く前に知っておいてほしい知識があります。
それは、マジカルナンバー7という概念です。
簡単に説明すると「人間が瞬間的に記憶できる情報の最大数は7前後ですよ」というお話です。
要は、ほとんどの人は8以上の数を瞬間的に「多い」と思うということです。
メニューバーの役割りは、メニューバーのどこかをクリックしてもらってスムーズに次のページに遷移してもらうことなので、「多い(次にどこをクリックすれば考えるのが面倒臭い)」と瞬間的に思われることは避けたいです。
それを踏まえると、個人的には7個以下、出来れば5~6個くらいに設定するのが妥当かなと思います。
メニューバーにはどんなリンクを配置すればいいのか?
この問いに対する正解は無いというか、業種によって違ってきます。
しいていうなら、ターゲットがクリックしたくなるリンクを配置するというのが答えでしょうか。
この「ターゲットがクリックしたくなるリンク」というのは、業種によって違います。
例えば、エステだったらBefore→After画像だとは思いますが、腰痛や肩こりなどが専門の治療院はBefore→After画像だとわかりづらいので、お客様の声を読んでから来店するという人も多いでしょう。
また、認知されていない職業の場合は、Q&Aにアクセスが集まることもあります。
こんな感じで、職業ごとに読まれるページというのは違うわけですが、個人的に絶対に貼ったほうが良いと思う4つのリンクがあります。
それは、
・初めての方へ
・メニュー&価格
・アクセス
・予約&問い合わせ方法
の4つです。
理由を1個ずつ説明しますね。
初めての方へ
ブログやホームページへ来た人は、まず最初にどの記事を読めば良いのかがわかりません。
なので、なんとなく読み始めるわけですが、そのなんとなく読んだ記事がつまらなければ閉じられてしまいます。
「初めての方へ」という記事を用意しておけば、こちらの読んでもらいたい記事を意図的に読ませることが出来るので、離脱率を下げることが出来ます。
メニュー&価格|アクセス
訪問者が来店するかどうか判断するうえで重要になってくるのが、価格と場所です。
どんなに魅力的でも高ければ行かないですし、遠ければ行かないです。
それは、あなた自身が自分事で考えればわかると思います。
ライティング力を駆使すれば、条件が合わない人を集客することも可能ですが、もともと価格や場所に難を示している人をライティングの力で集客しても、リピートに繋がる可能性は高くないので、最初からちゃんと提示してしまったほうがいいと思います。
予約&問い合わせ方法
おそらく、ブログを運営している目的は、お店の予約をとってほしいからだと思います。
なので、予約や問い合わせ記事には、どこからでも飛べるようにしたほうが良いです。
メニューバーに限らず、ヘッダー、サイドバー、記事下どこを見ていても予約記事に飛べるようにするのがベターです。
この4つを配置したうえで、残りの1~2個を「Before→After画像」だったり、「お客様の声」だったり、「画像ギャラリー」だったりを配置していくのがオススメです。