これからの時代を象徴する2つのキーワード

色々と問題が表面化すると言われている2020年という年を迎えて、店舗経営者は本格的に2つのキーワードを意識しなければいけなくなりました。

この2つのキーワードは、今まで漠然と聞いてきて潜在的に多くの人に埋め込まれているキーワードだと思いますが、今後は顕在化させて考えていく必要があります。

その2つのキーワードとは、「グローバル化(=クローバリゼーション)」と「AI」です。

グローバル化

簡単に言えば誰でも同じ情報にアクセスが出来るようになること。(本当の意味は違いますけど、世間の認識はこんな感じです)

インターネット登場以前は、自分しか持っていない情報というのがありましたが、今はインターネットの発展で、世界中どこの場所からでも様々な情報にアクセスできるようになりました。

それに伴い、今までは多額のお金と時間を使わないと手に入らなかった情報が、安く(もしくは無料で)自宅にいながら手に入れられるようになったので、あなたしか持っていないスキルや情報というのがなくなってしまう時代が来ます。

AIの発達

人間がやるべき活動を機械が代わりにやってくれるようになること。

自動掃除ロボットとか、自動運転とか。

僕が先日泊まった大阪のホテルも受付がなくて、自動チェックイン・チェックアウトでした。

この2つによって何が起こるのかというと、わかりやすく言えばあなたの仕事がなくなります。

・・・と言うと脅しのように聞こえると思いますが、例えば「自動エクステ装着ロボット」みたいなものが出てきて、完全になくなるわけではありません。

今までは高額なお金を払って現地に行かなければ学べなかったものが誰でもオンラインで学べるようになったり、新人の子でも簡単に結果を出せるような凄いマシンが登場したりすると思います。

自動ネイルマシンなんかはその先駆けだと思います。

グローバル化とAIの進化によって、あなたと周りのお店の技術力に差がなくなってしまうんです。

それによって何が起こるのかというと、簡単な新規参入と価格競争です。

お店の数が増えて、安くて上手い店も増えたら、自動的にあなたのお店の売り上げは減りますよね。

売り上げが今の半分になったら継続できないという人も多いと思うので、結果的にお店を畳むことになります。

これが「仕事がなくなる」と言われている意味です。

業界そのものがなくなるわけではないので勘違いしないでくださいね。

て、そんな時代に何をすればいいのかという話なんですけど、一言で言ってしまえば、

「人間でなければならないこと」

を突き詰めていく必要があります。

AIの進化によってVR(バーチャルリアリティ)が当たり前の時代になったら、彼氏すら生身の人間でいる必要がなくなるかもしれません。

好きなアニメのあのキャラが彼氏なんてこともありえるわけです。

現実の面倒くさい恋愛よりも、VRの恋愛を選ぶ人だって出てくるでしょう。

そーなったらイケメンや可愛いをウリにする仕事がなくなるかもしれません。

インスタを見ても、スマホの進化でカメラ機能の向上や、加工アプリが進化したことによって、カメラマンの仕事がどんどんなくなってきています。

スマホで撮って1分後にはアップという写ルンですやコンデジではできなかったことが、今は簡単にできるようになったんですね。

自分の行動でカメラマンの仕事が無くなってしまうという認識はないと思いますけど、それと同じことがあなたの仕事にも表れるということです。

そんな時代にあなたが考えなければいけないのが、さっき書いた

「人間でなければならないこと」

で、これは言い換えるなら、

「あなたでなければならないこと」

になります。

あなたでなければならない、あなただけの個性・人生・物語、そういうものしか見向きもされない時代がやってくるということです。

もっとわかりやすく言えば、あなたの“仕事以外の経験“でしか差がつきません。

最初に書いたように、技術では差がつかないんです。

だから資格を取ったり、コンペを頑張ったりしても、今後生き残るという視点で見たら無意味です。

それはあなたの業界を見渡せば一目瞭然でしょう。

資格保持者やコンペ受賞者で溢れかえっていると思いますから。

あなた自身の経験が売り物になるという視点で見たら、今まではNGと言われていたブランド物や高級ホテルや高級料理などをSNSに載せているのが有りになります。

なぜならAIはそれを体験できないから。

古いパラダイムで生きている人はそれをダサいと言うと思いますが、そういう価値観の人は消えていきます。

ただ、ブランド物にしろホテルにろ料理にしろ、言葉を添えずにただ載せるだけでは自己顕示欲の提示でしかないので、ちゃんと言葉で思いを伝えるのが前提としての有りです。

例えば寿司を食べて「ネタが抜群」「シャリが好み」「美味しかった」程度のボキャブラリーでしか表現できないなら載せない方が無難です。

自分が寿司屋にどんな理想を求めていて、なぜその寿司屋に通っているのかを説明できないとダメです。

自分を売るというのはそういう話。

ブランド品もそう。

自分にはどういう理想があって、その理想を体現するためにそのブランド品が必要ならそれをどんどん伝えるべきで、その思いがなくただブランド品が欲しいだけなら、ただの高い買い物なのでやめたほうがいいです。

自分が何を理想としていて、何を体現しているのか。

今の仕事を辞めたとして、お客さんはあなたのどこにお金を払うのか。

この2つを突き詰めて考えてください。

それがあなたがこれからの二極化時代を生き抜いていく上での武器になると思いますから😏

ABOUT US

坂口勇人
株式会社ALIVE 代表取締役
1980年千葉県生まれ。4年間会社員を経て独立。現在会社は13期目。仕事は個人店への集客コンサルティングがメイン。コンサルティング実績は、美容サロン、治療院、飲食店などで月商を数十万円~数百万円アップさせる。趣味は美味しいものを食べること、演劇鑑賞、プロレス観戦。