あなたがお店をオープンして1番初めにやるのはペルソナ設定

ペルソナとは?

お店のターゲット明確にすることで擬人化し、そのユーザーの嗜好やライフスタイルに合わせて商品やサービスを訴求できるようになるというものです。

「ターゲットを絞る」とか「ターゲットを明確化する」という話をしている人がいると思いますが、それと同じ話だと思ってください。

普通に考えて、

「そこのあなた」

と言われるよりは、

「そこの黒いメガネをかけたあなた」

と呼ばれたほうが自分のことだと感じますし、

「そこの黒いメガネをかけたワンピース姿のあなた」

と呼ばれたほうがより自分のことだと感じるでしょう。

こんな感じで、細かく情報を設定して、その人を意識して文章を書いたり写真を撮ったりすれば、反応してもらう可能性が高くなります。

ペルソナの設定例

簡単なペルソナの設定例をお見せします。

年齢:28歳
性別:女性
出身地:千葉県松戸市
所在地:千葉県市川市
最寄駅:本八幡駅
勤務先:大黒屋
勤務形態や役職:週3回のアルバイト
家族構成:旦那+子供2人(子供は保育園)
年収:世帯収入は年収1000万円
手取り収入:旦那から毎月35万円+アルバイト代8万円
食費:月10万円
飲み代:0円
ファッション、コスメ等:月1万円
美容・ボディ・ヘルスケア:月1~2万円
その他:学資保険月3万円

僕がコンサルをする時はこの3倍くらいの項目を埋めてもらいますが、上記の設定だけでも色々なことが読み取れると思います。

例えば、旦那から毎月35万円も貰っていてもアルバイトをしているわけですから、お金があるように見せかけて、年収ほどの余裕はないですよね。

主婦で子供が小さいということもあり、美容にそこまでのお金はかけないと思います。(もちろんお金をかけられるパターンもあるのでそこはリサーチ次第です)

あとは、子供が小さいので、18時以降の来店は見込めません。

逆に朝早い来店は見込めるので、朝9時くらいからオープンしたら集客できる可能性が高くなるでしょう。

全体的に子供中心の生活だと思われるので、「朝の化粧時間が短縮できます」とか「子供に『ママきれい!』って言われたくないですか?」みたいなキャッチコピーに反応すると思います。

逆に、子供が小学生とかになって手が離れてきたら、今書いたようなキャッチコピーでは集客できなくなります。

こんな感じで、ペルソナを設定すると、色々なことが見えるようになります。

1人に決めたらペルソナに近い人以外は来なくなる?

「ターゲットが30代から40代なんですけど、35歳の人にペルソナを設定したら40代の人は来なくなるんですか?」みたいな質問をよくされます。

結論から言うと、ペルソナからかなり遠い人以外は来ますので安心してください。

わかりやすく言えば、50代の主婦で子供が成人の人をターゲットにしたら20代学生は来ない可能性が高いでしょう。遠すぎますから。

たた、40代の主婦で子供がもうすぐ成人という人だったら、ペルソナと似たような人生を送っていると思うので、来てもおかしくないと思います。

参考までに、今見てもらっている、このサイトのペルソナは、

職業:まつげエクステサロン
業態:個人サロン
家族構成:独身
月商:50万円
年齢:30歳
場所:桜新町駅

という感じなんですけど、あなたがこれにドンピシャで当て嵌まっているのかといったそうではないと思うんですね。

でも、このサイトに辿り着いて、ここまで読んでくれていますよね。

それと同じで、1人の人に向かって文章を書いたとしても、それに近いような状況の人は読んでくれるので安心してください。

ペルソナは実在している人じゃなくてもOK?

「ペルソナって実際のお客さんじゃなくて架空の人物でもいいですか?」という質問もよく受けます。

答えとしては、「架空の人物でもOK」ですが、注意点が1個だけあります。

架空の人物をペルソナに設定してしまうと、あなたのお店の商圏にペルソナに近い人がいなく全く集客できないという可能性が高まります。

それなりの規模の企業が行っているペルソナ設定は架空の人物であることがほとんどだと聞きますが、それは商圏が全国だから成り立つのであって、商圏が限られている個人店だとその人物像に当て嵌まる人がいないということもありえるんですね。

そのリスクをとってでも、その人物像の人に来店してもらいたいというならチャレンジしてもいいと思いますが、そうじゃないなら実在する人物をペルソナにするほうが無難です。

実際に僕のコンサルを受けている人は、ほぼ100%実在の人をペルソナにしています。

自分よりも上のステージの人をペルソナにしない

ペルソナは自由に選べるからと言って、誰を設定しても上手くいくというわけではありません。

よくあるのが、自分よりかなり上のステージの経営者をペルソナに設定してしまうパターンです。

経営者の人は金払いがいいですから、設定したくなる気持ちもわかるんですが、

年齢:48歳
性別:女性
出身地:千葉県松戸市
所在地:千葉県市川市
最寄駅:本八幡駅
勤務先:自営業
勤務形態や役職:代表取締役
家族構成:旦那+子供2人(子供は2人とも成人)
年収:2000万円
手取り収入:月100万円

みたいな人をペルソナに設定してしまうと、結果的にペルソナの気持ちを理解できず、的外れなことをしてしまう可能性が高いです。

的外れというのは例えば、メニューを増やし続けるとかですね。

経営者に限らず、ある程度お金に余裕がある人というのは、無駄な選択を嫌います。

その選択をしている時間がもったいないからです。

なので、基本的にはメニューが少ないお店を好みますし、さらにいえばオーダーメイドの1メニューを好みます。

でも、色々な業界を見ていると、新メニューを増やすことに躍起になっていますよね。

なぜ多くのお店が新メニューを増やす方向に行くのかというと、その人たち自身の価値観が安っぽいからです。

メニューを増やすということは言わばショッピングモールのフードコートのようなものです。

フードコートに集まる人って、決して高いお金を払わないですよね。

こんな感じで、自分よりステージが上の人を設定してしまうと、トンチンカンな行動をとってしまいがちなので注意してくださいね。